言葉とは、覚えるものではなく、考えるもの
今自分は営業という仕事をやっていますが、これまでも「対人職」と言われる、人と関わる仕事をずっとやっています。
そこで必要なのは、対人力。
すなわち「コミュニケーション能力」という事になります。
自分が実施する、営業トレーニングの際に参加者の方に良く聞かれるのですが
「お客様にご説明する内容を文章でもらう事ってできませんか?」と質問をされます。
正直、そういうものはある事はあるんですが、ボクはいっつもNOという事にしています。
今まで人と話した事がない人であれば、基本を伝えるという意味で必要かと思いますが
これまで何十年間も日本語で話してきているので、いまさらどうしゃべるかというよりも「どう話したら伝わるのか?」を一生懸命考えた方がきっと力になると思うからです。
中には、まずは考えてもらって、ちょっと自分で考えるのは難しいなぁ…と思う人もいるので、そういう人には、文章を渡して丸暗記してもらう事もあるにはありますが、基本的にはこういうスタンスでずっとやってきています。
本に書いてあった事をそのまま伝えても、それはその人の「言葉」にはなっていませんが「今この状況で、この言葉が一番ベスト」だと思って伝えた事は、その人の「言葉」になって相手に届きます。
いつも考えるというスタンスを忘れず、やっていきたいものです。
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